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2019年12月19日幸福ニュース第797号
『夫のトリセツ』

『夫のトリセツ』
(黒川伊保子著、講談社)

 
〇子供が生まれると、女性脳の生殖戦略で、妻と夫の関係は悪くなりやすい。子供の生存可能性を上げるために、子供には徹底して優しいが、夫には厳しいのが、本当の母性本能である。
 
〇男女は脳のチューニングが違う。男脳は遠くの動くものに瞬時に照準が合い、距離感をとっさにつかめる。女脳は目の前のものを綿密に見つめて、気配を察し、針の先程の変化も見逃さない。男脳は結論を急ぐ。女脳は経緯を語りたがる。
 
〇恋人時代にはあんなに気持ちに寄り添ってくれていた男が、夫になり、父になり、責任をひしひしと感じているからこそ、冷たい口を利く。一方、妻となり母となった方は、子供の生存可能性を上げるために、夫に恋人時代よりいっそう共感を求める。これが夫婦のみぞを広げる原因であり、「夫はひどい」の正体なのである。
 
〇家族の会話は呼び水で始まるが、男性は苦手である。男の対話力は、母親の責任。夫や息子とも、心がけて用事の無い会話をし、用事の無い会話が出来るように成長させる事が大事。
 
〇男性脳は規則にすると遵守しやすいから、言ってほしいことはルール化する。妻がテンパったら、「大丈夫?かわいそうに」と言うことは、我が家のルールとなっている。最初は甘えて、夫に定番を作らせると、男は定番を忠実に守り続ける。その一点で男の愛を信じる事が出来る。私への誕生日プレゼントは手袋に決まっていて、このお陰で離婚の危機を乗り越えることが出来た。夫は今も手袋係を忠実に守ってくれている。
 
〇男達は、「毎日家に帰る」とか、「毎日働き、給料を入れる」とか、そんな「定番の繰り返し」を愛の証として頑張っている。
 
〇女性脳は夫が自発的に行う「非定番」で測る傾向がある。「定番」を差し出す夫に、「非定番」しか評価しない妻。
 
〇何も言わないで、夫に期待すると良くない。欲しい言葉も、欲しいものも、あっさりと口にして頼めばいい。男は察するのが苦手である。特に記念日と具合の悪い時には注意。
男には、してほしいことは、してほしいと明確に伝える事。ただし、してくれたら、心から感謝しよう。
 
〇おしゃべりで緊張を解く女性脳。一方、男は沈黙でストレスを解消する。女はおしゃべりと共感で生存可能性が上がる。男は沈黙と問題解決で生存可能性が上がる。
 
〇男は女が共感で生きてきたことを知らない。夫に共感してもらおうと思ったら、明確にそうお願いするしかない。「今から私が話す事には共感だけしてくれればいい。問題解決は要らないから」
 
〇男性にとって対話ストレスの低い女はもてる。人は脳の緊張を解いてくれる相手を心地よいと感じ、脳を緊張させる相手は不快に思う。おしゃべりにストレスを感じる男性脳に対して、べらべらしゃべり続ける女性は男性の好感度が低い。
 
〇男性脳は気が張ると、音声認識機能を停止させてしまう。相手の音声がモスキート音の様に聞こえてしまう。男性に話しかける時は、(1)まず、視界に入る場所まで行って名前を呼ぶ。(2)2~3秒待って本題に入る。話始めはゆっくりと話す。これで、夫婦間の小さな揉め事や職場でのトラブルが減る。
 
〇男性は結論のわからない話に耐性が低く、疲れてしまう。目標やゴールを常に意識している男性脳に対しては、「結論や目的から言う。数字を言う」と話が伝わり、聞いてくれる。
詳細説明する時は、ポイントの数を先に言うとなお良い。
 
〇経緯から話す必要があるときは、その旨を最初に相手に伝える。「今日、私に起こった出来事を話すけど、ただ聞き流して、なぐさめてくれるだけでいいから。」こう言っておかないと、男性脳は解決策をすぐ探し始めて、口論になってしまう。
 
〇夫の言葉には多くの場合裏がない。単なる確認の場合も多いので、誤解して怒る必要がない。夫の言葉は裏読みをしないことが夫婦の対話では重要。
 
〇女性同士は察し合って動く。男性は言わないとやってくれない。間接的な言い方ではなく、はっきりと明確に伝える方が良い。
 
〇夫は家事の総体も見えていない。ときどき、家事のPRを明るく軽やかに押しつけがましくなく、さらっとやっている。すると、夫に頼んだ時、スムーズに手を貸してくれる。
 
〇家事は、なんとなく半分より、分担を決めた方が良い。本当に助かる家事を夫にやってもらうと、夫の存在価値が上がる。お礼を言ったり、誉めるのを忘れずに。
 
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*「第8回てらカフェ」開催!
お寺でコーヒー飲んで、悩み問題解決、リフレッシュ!
2020年1月18日(土)12時半~16時半

会場:蓮華院誕生寺本院(熊本県玉名市築地2288)
要予約(先着10名)、参加料千円

https://www.rengein.jp/notice/?id=20190311144606
(電話0968-72-3300  Eメールnaikan@rengein.jp
 
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〇根っからの意地悪夫に対処する方法
他人をおとしめることで、自分の存在価値を確認する人達がいる。やたらと勝ち負けを気にし、他人に失礼な態度をとり、人の気持ちをへこます一言を放ち、人間関係を混乱させる情報を流す。コンプレックスが原因となっている場合も多い。このような人はパートナーの心をじんわりと腐らせていく。逆に、妻の自分にも、そういう傾向がないか、時々チェックし、自戒する必要がある。
 
〇意見の一致にこだわらず、意見が違った時には「たしかに一理あるわね」と相手を立てておき、譲れる所は譲り、譲れない所は『頑張ったけど、できなかった』態でやり過ごす。どうしても説得したい時は、相手の欠点を指摘する論法は避けること。負けるのが怖いのである。「あなたのために別提案」の態を取ると揉めにくい。表面上は相手を勝たせておく。
 
〇姑は夫より腹が座っている。姑は味方につければ最強の友達である。その懐に飛び込んで、最初から巻き込んでしまうのも、一つの方法である。
 
〇愚痴の代わりにキャチフレーズ。また、時々、「できない~」と言って夫に甘えるのもあり。「家族みんなの幸せの為に、今日、お母さん、ご飯作らない。今日は疲れすぎているから、ご飯作ったら、きっときれてしまうから」と宣言してしまう。
 
〇できる妻ほど手足にされる。日本男子は妻に甘えすぎ。しかし、甘やかしてしまう妻にも責任がある。だから、あまり、いい妻ぶらない。夫の秀逸な道具になりすぎない。たまには、ぼけたふりをしたり、パニックになったり、甘えたりしてみる。
 
〇脳は相互作用に興奮するように作られている。このため、自分がいなくても生きていける存在を、人は愛し抜くことはできない。弱みを見せて頼りあうことで、家族の絆は強くなる。
 
〇愛はお互いに「してもらう」ことで稼ぐ。愛はしてくれることよりも、してあげることで強まるのである。
 
〇「何でもしてあげたい病」に気をつけよう。してあげるのは気持ちいいし、自己肯定感を得られるが、程々に。特に、新婚の高揚感の中では、自制して、努めて夫を頼りにするようにした方がいい。「してもらう」が足りないと、怠惰で情がない夫になってしまう。
 
〇些細なことでもいいから、自分に出来ないことを明確に夫に丸投げにして。「あなたがいなきゃ、生きていけない」を表現することも大事である。
 
〇かたちから入る情もある。夫婦の肌を触れ合う習慣を、何か始めてみるといい。いってらっしゃいのハグでも、毎晩のお休みなさいの握手でもいい。
 
〇カサンドラ症候群とは、アスペルガー症候群の夫を持つ妻に起こるストレス症状総称。慢性の強い疲労感、不眠、偏頭痛や涙が止まらないなどの強いストレス反応を示す。アスペルガー症候群の人達は、著しく共感力が低いので、傍にいる人たちは共感してもらえない。共感してもらえない暮らしというのは、女性脳にとって、とても辛い。
 
〇アスペルガー症候群とまではいかいが、共感障害とルール固執を呈する男子は結構多い。近年、共感障害者が増えている。これは、幼児期の母と子の共鳴動作の減少が一因かもしれない。携帯電話もそれに一役かっている?
 
〇レストランで壁際の二人席に座るときは、女性を壁際に座らせると、カップルはうまくいく。逆にすると、男性脳は色々なものに焦点を合わせてしまうので、目の前の女性に集中しない、気のない男に見えてしまう。ビジネスでも同じである。
 
〇夫婦は阿吽の呼吸までに35年かかる。人生100年時代は結婚70年時代でもある。「結婚の安泰35年」を2セットやることになる。相手の所作を感知して、まるでダンスのペアの様に寄り添って進む。その相手の心がお互いに嬉しい。そのようになりたいものである。
 
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*「3つの質問であなたの人生が変わる!『内観セラピー』!」
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<「内観」の種類>
 
1週間宿泊の「集中内観」(毎月1回)
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一日内観+Eメール内観もあります。

 
蓮華院誕生寺内観研修所ホームページ
http://www.rengein.jp/naikan/
(電話0968-72-3300  Eメールnaikan@rengein.jp
 
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【坂村真民詩集】
 
「沙羅の木に寄せて」
たださらさらと
たださらさらと
君はあり
我もありなん
生き難き世を
耐えてゆかん
みなづきの朝を来て
しみじみと見る
白きはかなき
沙羅の木の花
 
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*TEDx動画『3つの質問で幸せになる」
“The Way to Happiness by Three Questions”(日本語音声)

(English, Dutch, Russian, Japanese transcripts)  
https://www.youtube.com/watch?v=4PN9A5daBM0

視聴者数は5,600名を超え更に伸びています。
 
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【名 言 集】
「耐え忍ぶことは、なし難い修行の一つである。しかし、よく忍ぶ者にだけ、最後の勝利の花が飾られる」(法句経)
 
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*幸福ニュースバックナンバー
https://www.rengein.jp/koufuku/old.php
 
 
*お悩みがある方はnaikan@rengein.jpへメールされて下さい。
お電話は0968-72-3300へおかけください。
 
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*あなたは来年をどのような年にしたいですか?境内を早朝から餌を探し回っている小鳥のように、早く目標を決めてスタートダッシュできるといいですね。(にこにこ和尚)     
 
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