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2021年03月18日幸福ニュース第860号(1)
『男と女』

『男と女』
(話を聞かない男、地図が読めない女)

(アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ共著、主婦の友社発行)
 
男にとって女は永遠の謎であり、また、女にとっても男は永遠に未知の動物であります。そこから、男女間のいろんな泣き笑いが生まれるわけです。
 
著者は、「脳の違いを知れば、男と女はもっとわかりあえる」ということで、科学的にその違いをわかりやすく説明しています。目から鱗ではありませんが、「なるほどこういうことなのか」と皆さんも納得されると思います。
 
恋人が欲しい方、結婚したい方、夫婦の危機が訪れている方もそうでない方も、是非ご一読ください。

 
 
男女間の問題の大半は男と女の脳の働きの違いに由来している。だから、その違いを理解すれば、お互いの考え方や行動の違いがよくわかり、お互いにもっと理解しあえるようになる。
 
現代の科学的研究の結果、男の脳と女の脳は違うということが科学的に明らかになった。私たちの思考や行動を決めるのは、胎児期に作られる脳の回路とテストステロンやエストロゲンなどのホルモンの働きによるものである。
 
人間を形成するのは、生まれか育ちかという議論は決着がついていて、生まれついての資質が大きな部分を占めている。「育ち」が関係してくるのは、学習行動と呼ばれる領域である。
 
人体や脳は、すべて女が出発点になっている。だから、男にも、乳首や乳腺といった女の特徴が残っている。科学の世界では、初めにイブありきだったのである。
 
胎児期に浴びるさまざまなホルモンが脳の構造をつくり、ひいてはその後の性向も決める。受精してから6~8週間の胎児は性別がはっきりしておらず、性器は男女どちらにも発達する可能性がある。
 
XY染色体を待つ胎児は、テストステロンをはじめとする男性ホルモンを大量に分泌する。精巣が形成され、男らしい特徴や行動が出るように脳が配線されていく。こうして、遠くまでよく見える目や空間能力など、ものを投げたり、狩りをしたり、獲物を追いかけるのに適した身体がつくられる。
 
胎児の染色体がXXの場合、男性ホルモンが分泌されなければ女性性器が発達する。脳も女性ホルモンに応じて形成され、言葉や身ぶりによるメッセージを理解したり、家を守ろうとする能力を身につける。こうして生まれてきた赤ん坊は、見た目も中身も女の子そのものだ。しかし胎児期に何らかの事故で男性ホルモンを大量に浴びてしまうと、男っぽい脳の女の子になることがある。
 
母親が妊娠中に強いストレスや病気や薬物の影響を受け、適切な時期に適切なホルモンを充分に胎児が得られなかった時に、男性でありながら、非常に女性化した脳になったり、逆に女性でありながら、非常に男性化した脳になる場合があり、そういう人はホモセクシャルやレズビアンになりやすい。
 
女は周辺視野が広く、男は遠近感覚に優れている。女性の方が色を識別する錘状体細胞のバラエティが多いので、色の違いを細かく描写できる。女は男よりも耳が鋭く、とくに高音を聞き分けるのが得意である。だから、赤ちゃんの泣き声に反応しやすい。
 
男は空間能力、方向感覚に優れているので、居場所をつきとめたり、スポーツをするのが得意である。テストステロンが多いほど、攻撃的、活動的になる。男の子はスポーツ等により、その攻撃性が反社会的にならないよう発散させるた方がよい。
 
男は聞くより、見るのが得意である。皮膚の感受性は女の方が高い。このため、女性の方が触れあいを大事にする。
 
味覚と臭覚は女の方が優れている。しょっぱさと苦さを区別するのは男の方が得意で、だから、男はビールを好み、女は甘さや砂糖の味に敏感なので、ケーキに目がない。
 
視覚、聴覚、味覚、臭覚、皮膚感覚の特徴により、総体的に女性の方が相手のことを細かく観察できる。言葉や声、ボデイランゲージの微妙な違いに気付き、相手の要求を理解することができる。このため、男の嘘や浮気は女にばれやすい。これも、子育てや家族の健康状態に敏感に気付く必要があったために発達したと考えられる。
 
男より、女の脳の方が左脳と右脳の連絡がよい。このため、女の脳は男よりマルチ・タスク(同時に多数の事を処理できる)にできている。これも同時多発で脈絡なく突然何が起こるかわからない子育てと家事処理に適合するように発達してきたのであろう。
 
女の脳では左右両方の脳を使って話をする。男は左脳のみ。このため、女性の方がおしゃべりがうまい。女性とうまくつきあいたいのなら、男は積極的に話しをするよう心がけた方がよい。
 
男の脳は機能ごとの区分けがはっきりしていて、情報を分類し、保存する能力に優れている。男の脳は一度にひとつのことを処理する傾向が強い。男と話す時の大原則はシンプルに話すことであり、一度にひとつの事しか考えさせてはいけない。
 
女がしゃべる目的はしゃべるためにほかならない。それなのに男は解決策を求められていると思ってしまう。分析好きな男の脳が女の話をさえぎるのだ。
 
日々のことについてしゃべるのは、女のストレス解消法だ。女にとって話すことは、人間関係を深める手段であり、心の支えなのだ。主婦の8割は夫の最大の欠点は、一日の終りに話をしたり、聞いたりしてくれないことだと考えている。
 
女がいろんな話題を並行させるのは、男と親密になり、男の立場を高めたいからだ。ところが、男の話す言葉は解決策に到達することをめざしているため、文章が完結しなくてはならない。このため、「話の腰を折るな!」と男は女をどなることになり、女はそれが理解できない。男は同時に話したり聞いたりしにくいのだから、男が話す順番が来たら、好きなようにしゃべらせてやろう。
 
女は集団への参加意識をはっきり伝え、人間関係を作るために言葉を使う。だから、言葉は相手へのごほうびである。好感をもっている相手、その人のいうことに興味があって、友達になりたいと思っている相手には、女はたくさん話しかける。逆に罰を与えたい、あんたなんか友達じゃないと知らしめたい時、女は相手を黙殺する。
 
女の話は遠まわしで、望んでいることをまわりくどい言い方で表現する。婉曲話法は女の専売特許だが、それには目的がある。攻撃や対立、不和を避けて、相手と親しくなり、関係を築くことだ。巣を守るものとして、調和を保つための大切な手法なのである。
 
女は感情を武器に男に立ち向かい、男はそんな女の言葉を定義し、理屈づけようとする。女性が極端な言い方をしても、それは本気ではないのだから、男は文字通り受け取ったり、その意味を厳密に追及してはいけない。
 
女のほうも男と議論で勝とうと思ったら、論理的に話を進めることだ。男には一度にひとつのことしか考えさせない方がよい。
 
女は相手の声の調子とボディランゲージで、語られていることの真意を汲み取る。男性も色々な表情をあらわしながら聞くと女性の関心をもっと惹くことができる。(続く) 
 

 
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