2004年1月1日第218号
幸福ニュース

【 幸福さんクラブ 】

 入会すれば誰でも幸福になることができるクラブがあります。このクラブには、会長や役員、または決まった部室などがあるわけではありません。入会資格は、自分が幸福になりたいと願う人、というだけ。もちろん、入会金も会費も必要ないのです。

 このクラブの一つは、「感謝クラブ」という名前で、会員は、毎日、心からの「ありがとう」を、一人の人に言うだけでいいのです。面と向かって言うのが気恥ずかしいのなら、心のなかで「ありがとう」を言っても構いません。たとえ、小さなことでも、目立った行為ではなくても、あなたがそう思ったならば、感謝しましょうというものです。

 二つ目は、「賞賛クラブ」というものです。これは、毎日、一人の人を誉めるというものです。その人が完璧でないとしても、また、嫌いでも、ただ相手の人柄や行動のなかにある良いところを積極的に探し出し、褒め称えてあげるように心がけていればいいのです。

 そして、最後の「善行クラブ」は、もうおわかりですね、出来る範囲でいいから、毎日一つの小さな善行をしましょうというものです。

 とても簡単ですね。どなたでもできるのではないでしょうか。幸せの入り口は意外と、足元にころがっており、私達が気付くか気付かないか、実行するかしないかだけの違いではないでしょうか。

 今年も「幸福さんクラブ」三昧の生活を送る人には、きっと仏様からの素敵なプレゼントがあることでしょう。

 それでは、2004年が皆様にとって良い年であることを心からお祈り申し上げ、元旦の挨拶とさせて頂きます。合掌

【坂村真民詩集】

《 手をあわせる 》

手を合わすれば
憎む心もとけてゆき
離れた心も結ばれる
まるいおむすび
まるいもち
両手合わせて作ったものは
人の心をまるくする
両手合わせて拝んでゆこう

手を合わすれば
重い心も軽くなり
濁った心も澄んでくる
生かされ生きて花薫る
楽しい世界にしてゆこう
二度とこないこの人生を

【仏語集】

世に無財の七施とよばれるものがある。財なき者にもなし得る七種の布施行のことである。

一には身施、肉体による奉仕であり、その最高なるものが捨身行である。

二には心施、他人や他の存在に対する思いやりの心である。

三には眼施、やさしきまなざしであり、そこに居るすべての人の心がなごやかになる。

四には和顔施、柔和な笑顔を絶やさないことである。

五には言施、思いやりのこもったあたたかい言葉をかけることである。

六には牀座施(しょうざせ)、自分の席をゆずることである。

七には房舎施(ぼうしゃせ)、わが家を一夜の宿に貸すことである。

以上の七施ならば、だれにでも出来ることであり、日常生活の中で行えることばかりなのである。(雑宝蔵経)

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