2005年3月31日第263号
幸福ニュース

【 語 録 集 】

「おかげさまで」

夏がくると、冬がいいという
冬になると、夏がいいという

ふとるとやせたいという、やせるとふとりたいという
忙Lいと閑(ひま)になりたいといい
閑になると、忙Lい方がいいという

自分に都合のいい人は善い人だとほめ
自分に都合が悪くなると、悪い人だと貶(けな)す

借りた傘も雨があがれば邪魔になる
金をもてば古びた女房が邪魔なる
世帯をもてば、親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明けくれ
隣を見て愚痴ばかり

どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい

一体自分とは何なのか、親のおかげ
先生のおかげ 世間さまのおかげのかたまりが
自分ではないか

つまらぬ自我妄執をすてて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう

おれがおれがを捨てて
おかげざまで おかげざまでとくらしたい

「楽しみ」

今日を楽しむものは 花を活けよ

一年先を楽しむものは 花を植えよ

三十年先を楽しむものは 木を植えよ

百年をおもんばかるものは 人を育てよ

「そのうち」

そのうちお金がたまったら
そのうち家でも建てたら
そのうち子供から手が放れたら
そのうち時間のゆとりができたら

そのうち・・・・・・
そのうち・・・・・・
そのうち・・・・・・と

出来ない理由を
くりかえしているうちに

結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
頭の上に淋しい墓標が立つ

そのうち そのうち
日が暮れる
いまきたこの道
かえれない

「仕事」

1.仕事は自分から「創る」べきで、与えられるべきでない。

2.仕事とは先手先手と「働き掛け」ていくことで、受身でやるものでない。

3.「計画」を持て。長期の計画を持っておれば、忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる。

4.「自信」を持て。自信がないから、君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらない。

5.頭は常に「全回転」八方に気を配って一部の隙もあってはならない。サービスとはそのようなものだ。

「うぬぼれは 転落の始まり」

慢心・傲慢・怠慢、これを「三慢病」という。

うぬぼれるから慢心し、人を見下す傲慢が生じ、現状に甘んじて努力を怠る怠慢が始まる。

この三慢病を克服するには、高い志を持ち、つねづね地道に努力し、お蔭様でという感謝の心を持つことである。

【坂村真民詩集】

《 心一つで 》

生きていることが

楽しくならねばならぬ

たとえ貧乏していても

ベッドに寝たきりでも

心一つで

楽しくなれるものだ

光が射してくるものだ

人々の幸せのために

湧出してこられた

仏さま方が

手を差しのべていられるのだ

だからしっかりと

おん手を握って

楽しく生きてゆこう

【仏語集】

すべては、迷いのままにさとりであり、闇のままに光である。すべての煩悩 がそのまま、さとりである。(りょう伽経)

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