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2018年08月18日幸福ニュース第2216号  貫主権大僧正様御親教
それぞれの家庭の中から人を尊敬できる子供を育てよう 

お寺の修行が子どもの命を救った?
 

数日前に第七十回「一休さん修行会」が終わりました。
先代がこの名を付けられた頃は、一休さんのアニメーションがずっと放送されていたので子供達は皆知っていたのですが、最近は「〝ひとやすみさん修行会〟って何ですか?」と聞かれるぐらい、一休さんですら馴染みがなくなっているようです。
 
二ヶ月前に、タイで十六日間洞窟に閉じ込められた十二人の子どもたちが無事救出されるという報道が世界を感動させました。どうして助かったのかも詳しく伝えられました。
 
二十三歳のコーチが十歳からお寺で修行をされて「瞑想」をしっかり身につけておられて、暗闇に閉じ込められた時に子供達に瞑想をさせていたとのこと。そのお陰で混乱したりパニックに陥らないように指導されたそうです。素晴らしいと思いました。真っ暗な中で誰一人取り乱さず無事だったのは、まさに先生が瞑想を子供達に伝えたおかげでした。
 
その後、十一名の少年が剃髪して佛門に入り修行をした事も伝えられました。彼ら全員が救助して下さった方々への感謝の心と、救助の中で亡くなられたダイバーの方の供養として出家したと伝えていました。タイで一定期間出家するのは、昔からよくある良き慣習です。
一休さん修行会でも『般若心経』を唱えたり、少しだけ瞑想もします。そういう事が一生の内できっと何か役に立つと思います。
 
来たる九月二十四日に「子供の詩のコンクール」表彰式を執り行いますが、これも先代が同じ思いで始められた催しです。
 
日本人に罪悪感を植え続けるマスコミ
 
自分達の両親が、自分達にどういう願いを込めて育ててくれたのか。それと同じように、子や孫達にどういう願いを伝えて行くのかという事が、今、とても大事な時期ではないかと思います。
 
日本のマスコミは非常に変わっていて、ここ七十数年というもの、過去の日本の歴史を悪く伝える事、つまり過去のご先祖様を悪く伝える内容を報道してきました。それは、簡単に言えば進駐軍による日本人に罪悪感を植え付けるための政策を、組織的に長期的に続けてきたわけです。当時、そのおかげで得をした人達の部下や弟子達が今マスコミの中心に居たり、大学の上層部に居たり、教育界に根を張っているので、中々そういう流れを転換出来ないのです。
 
一方、最近は新聞を読まない青年達がネット情報によって、逆にまともな判断ができるようになってきたとも言われています。いずれにしても、私達は歴史を肯定的に見るという事を是非心がけて行きたいものです。
 
一つだけヒントを申し上げます。私は毎年大学で「ボランティア論」を講義する中で必ずこう言うのです。「もし日本という国がこの世界になかったら、世界は今どうなっていたと思いますか?」と。
 
一つの答えは、オリンピックやワールドカップを観れば分かります。日本という国が存在して、世界史的な働きをしたからこそ、今二百ヶ国という多様な参加国があるという事です。
 
日本がなければ、日本の働きがなければオリンピックの参加国は二、三十ヶ国程しかないはずです。私が六年生の時、東京オリンピックがありました。その閉会式で、ちょうどその頃に独立を果たした国の選手が新たな国旗を掲げて、満面の笑顔で入場したのを憶えています。
 
またワールドカップで言えば三十二ヶ国の内、果たして何ヶ国が参加したでしょう。被征服とアフリカからの奴隷の導入等により人種差別の坩堝であった中南米諸国のチームが現在活躍しているように参加できたでしょうか?おそらくワールドカップを開催してもほとんどヨーロッパチームだけになっていることでしょう。
 
私達日本人は、かつて人種平等、民族自決に向けて世界史的な役割を果たしてきました。日本の過去の歴史を、自分の両親や祖父母の長所をしっかり見つめるような見方で振り返って頂けば、例えば日本のおかげで人種差別がなくなりました。そしてほとんどの植民地が独立しました。これはまぎれもない事実です。その中で日本の果たした役割がいかに大きかったかに思いを巡らせて下さい。
 
その意味で、子や孫達に日本人の役割は何だったのかという事を少しは伝えて頂きたいと思います。その事が自分の両親やご先祖様を大事にする事にも繋がって行きます。
 
先日のお盆の期間中、マスコミでは散々日本の暗い歴史を報道しましたが、その時に敢えて「日本という国が存在しなかったら世界はどうなっていたと思う?」という問いかけをして、一緒に考えて頂けたら有り難いと思います。
 
腹心のスピーチライターが伝える『安倍晋三の真実』とは?
 
いま一つ大事な事として、リーダーを尊敬し、感謝する事の大切さをお伝えします。
先日、注文していた本が届きました。それは『安倍晋三の真実』(谷口智彦著/悟空出版刊)です。
 
著者の谷口さんは現在内閣官房参与で、私が五、六年前に首相官邸で偶然出会った方です。
「お坊さんが何をしに来られたのですか?」
と言われ、その時私はご遺骨帰國運動のチラシを持っていたので「こういう事を行っています」とチラシを渡すと、相手の方は名刺を出されました。
 
その時は「内閣審議官」という肩書きで、主に総理の海外でのスピーチライターを務めておられました。言ってみれば総理を支える腹心の部下であり、政権を運営するお仲間の一人なのです。谷口さんは六年間、総理のすぐ傍に仕えて来られました。私は少し交流があり、お人柄も知っていたので本が出されるとすぐに注文し、その日の内に感動をもって読み終えました。
 
総理の海外出張に度々同行しておられる谷口さんから、SNSで色んな情報が発信されています。そしてG7やG20の会議でトランプ大統領よりも、ぜひ安倍総理の話を聴きたいと言われるほど、今世界で一番信頼されているトップリーダーである事が分かります。
 
国民の大多数が知らない?安倍政権による日本の幸運
 
しかし日本のマスコミからは、一国の総理に対する感謝の気持ちや、リーダーに対する尊敬の念などがあまりにも少ないように思います。
 
この本を読むと、まさに総理のすぐ傍で、休みの時にも一緒にスピーチの練習をされていた時の個人的な息遣いまで伝わって来て、総理がどういう人柄なのか、良く伝わってきます。
安倍総理は日本が非常に難しい時代に入ってから、二〇一二年に第二期の安倍政権を立てられました。
 
以前の第一期政権では難病を抱えておられました。その病気の特効薬が出来て、完全に病気を克服されてからの第二期政権というのは、本当に目覚ましいものがあります。
 
その時に閣僚の人達にこういう約束をされたそうです。第一日曜日は被災地(東日本大震災)に行きます。第二日曜日は現地の様子を肌で感じるために日本各地に出かけます。第三日曜日は自民党内の様々な会合に出ます。そして第四日曜日は必ず海外に出て世界のリーダーと会います。これを着々と実行されていたのです。
 
それこそ安倍総理と菅官房長官の一年間の行動計画を見れば、とにかく月月火水木金金の凄まじい働きだという。だから官僚の人達も言う事を聞くし尊敬してると言うのです。これだけ努力している人はこれまでの歴史上にもそういないだろうと自分は感じると、谷口さんは書いておられました。
 
そういう総理の息遣いや信念とか生き様や人柄とか、すぐ傍に居る人の言葉でよく伝わってきました。この時期に安倍晋三という総理に恵まれた日本はいかに幸運であるかという事も感じました。
 
子供や孫に尊敬される大切な事
 
一国のリーダーに対して尊敬の念や感謝の気持ちを持てない国民というのは不幸だと思います。これを家庭や会社に置き換えてみればすぐに分かります。
 
社員の皆が陰で社長の悪口を言っているような会社は発展するでしょうか?それと同じ様に、いつもお母さんがお父さんの悪口を言っていたり、お婆ちゃんがお爺ちゃんの悪口を言っているという家はあまり良い家庭ではないでしょう。
 
会社では社長、国では総理がトップです。そのトップにいる人を尊敬出来ず、悪口しか言わない。引きずり下ろすためには悪口でも何でもするというマスコミが今の日本にはあまりにも多いというこの悲しい現実。
 
そういった意味では、リーダーを尊敬したり感謝出来ない人達の組織はかわいそうな組織です。家庭の中でもお互いに尊重し、愛しあうという事がいかに大切かというのと同じです。
子供から尊敬される親、孫から尊敬されるお爺ちゃんお婆ちゃんであるにはどうすべきなのか。
 
その答えの一つは、自分自身がご先祖様や父母を尊敬している姿や、神佛に一心に手を合わせている姿を子供や孫に見せる事です。これが人を尊敬する子供を育てる事に繋がっていきます。
 
「お爺ちゃんは凜としたものがあるな」とか、「うちのお婆ちゃんはとっても優しいな」とか、そういうことを子や孫達に感じてもらえる生き方。子や孫達にそういう感動を与える生き方をすれば子供は素直に育ち、お爺ちゃんお婆ちゃんの孫であり両親の子供であるという事に対する誇りや安心感が生まれる事でしょう。そういう気持ちを親子孫で共有する事がいかに大切かという事を、この夏休みの間に心がけて頂きたいものです。
 
一国の総理と家庭の話を比較するのはあまりにも差がありますが、基本は一緒です。どうか皆さん、家庭の中で尊敬されるお父さんお母さん、お爺ちゃんお婆ちゃんを目指して日々努めてまいりましょう!合掌




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