2001年2月1日第111号
幸福ニュース

【 ゆるしは幸せへの入り口 】

今回は、怒りや恨みで一杯のあなたにお送りします。また、体の調子がおかしい人もお読みください。『ゆるす』ことの大切さとそれが体におよぼす影響について御理解いただき、少しでも幸せになっていただけたらと思います。

【 ゆるすということ 】
("Forgiveness" The Greatest Healer of All)
(ジェラルド・ジャンポルスキー著、  サンマーク出版)

ゆるしは奇跡をもたらします。

ゆるしは自分も他人も癒します。ゆるせば自分を見る目が変わり、他人を見る目が変わります。世界観が変わります。四六時中の心の葛藤に、終止符を打てます。

ゆるすことで、私たちは自由になります。他人や自分を責める心の戦争に「待った」がかかります。怒りや非難の悪循環から抜け出せます。

幸せな結婚はまずゆるしあうことからはじまります。

大変身し、幸せになったお祝いに自分の名前を「ハッピー」と変えた人の秘密とは、『裁くことをすべてやめた。』ことでした。

「いかに生きるべきか」とお説教するのをやめ、ただ愛し、ただゆるせば、みんなと穏やかにつきあえるのです。

「絶対にゆるさない」といいはるエゴには、怖れ、悲惨、痛み、苦しみ、絶望、倦怠、疑いが一杯詰まっています。エゴは間違いを罪とみなし、絶対に忘れてはならないと考えているのです。

『否定的な思いは、病気を引き起こす。』
副作用がある薬を、あえて使う人はいないだろう。しかし、たいていの場合、私たちは心に浮かべる思いを吟味しないし、思いが肉体を毒しかねないことに気付かない。また、「ゆるさない」という思いには、幸せを妨げるという強力な副作用がある。毒薬を飲む人はいませんが、心にどんな思いを浮かべるかについては、薬ほど気にとめられていないようです。
では、解毒剤は何でしょうか。特効薬は何でしょう。そう、ゆるしです。ゆるしは、驚くほど奇跡的に癒しをもたらし、そんな症状をすべて消し去るのです。ゆるすと免疫力が高まるのです。

『自分や他人を責める代わりに、愛に身をゆだねる。仏様にまかせる。』という新しい価値観を取り入れるのです。そのためには、人間観を『私たちはスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だ。』と変える必要があります。自分を単なる有限の肉体ではなく、永遠のスピリチュアルな存在と見なせるようになれば、ゆるしの大切さはわかるはずです。

人生がうまくいかないとき、他人を責めたり、状況のせいにしたりするのをやめなくては、人は幸せにはなれません。誰かを責めても、仕返ししても、罰を下しても、幸せにはなれないのです。ゆるさなければ、もとめているものは得られません。
怒りや心の傷、恨みつらみ、そして心のなかの争いや、他人との争いという悪循環を止めるのは、自分自身だけなのです。私達の一人ひとりが、自分ででっち上げた{ゆるさない理由}を取り除き、自分や他人をゆるしたとき、私達は癒され、喜びにあふれ、心がやすらかになるのです。

他人の行動に善悪の判断をくださないで、攻撃されたと身構える代わりに、相手は恐怖におびえて愛を求めていると考えるのです。

心は映写機のようなものです。責められているように感じるか、相手に苛立たされているとみるかは、自分が何を知覚し、何を投影しているかで決まります。どんな体験をするかは、心に浮かべる思いによって決まるという事実を、エゴは隠そうとします。エゴが投影を利用していることがわかれば、私たちは変われるのです。感情にこだわるか、それとも手放すか決定できるようになります。

否定的な感情によって自分の体を痛めるのは、そろそろやめにしませんか。病気になったら、ゆるさないでいることが癒しを妨げているのではないか、とチェックするのが賢い対処法です。

エゴは「ゆるさないことで、自分を傷つけた人を罰しているんだ」といいますが、実際は傷つくのは自分だけなのです。苦痛、怖れ、不安、病気は、すべてエゴの大好物でありことを忘れてはなりません。エゴが嫌いなのは、平和、愛、幸せ、健康です。

なぜゆるすのかといえば、自分を過去から自由にするためです。他人への恨みつらみという檻から、自分を自由にするためです。

ゆるすとは、一度や二度ではなく、ゆるしつづけることです。

自覚すればするほど、自分を苦しめているのは自分自身だということが、はっきりしてきます。ゆるしがたきをゆるすのが、本当のゆるしです。『自分を苦しめているのは自分の考えだ』と、気付いてほしいのです。

人間関係で生じる問題の多くは、私達が相手に一定の決まりに従ってほしいと期待するのが原因です。ですから、そんなとらわれに気付き、その癖から自由になることが、幸せになるコツなのです。

怖れや怒りや深い恨みを抱いていると、心そのものが牢獄になってしまいます。なくなった人や、自然災害や、組織や国への恨みや怒りは水に流し、ゆるしてあげましょう。いい思い出だけをもって、今を生きましょう。

「過去にとらわれずに、いまこの瞬間に生きる、それが大切ではないでしょうか。」

「ついに本当の敵がわかった。それは自分自身だ。」
私達を過去のつらい苦しみに縛り付けていたのは、「絶対にゆるせない」という自分の心だったのです。

ゆるせないその人は絶対に変わらないかもしれません。しかし、それでもいいのです。必要なのはただ一つ、あなた自身の思いを変え、あなたが幸せになることなのですから。

心の安らぎだけを目標にしましょう、他人を変えたり罰したりせずに。

出会う人皆を、ゆるしと忍耐を教えてくれる教師だとみなすといいのです。

過去の傷ではなく、恵みを数えましょう。

他人をゆるすとき、実は自分がゆるされているのです。すると本当に自分を愛することができます。

ゆるしは癒しの特効薬であり、幸せへの道なのです。

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人間が常日頃、気をつけるべき大きな毒が三つあると仏教では教え、食事の時に唱えます。『三毒』とは、「貪(とん)瞋(じん)痴(ち)」であり、このなかで、『瞋恚(しんに)』すなわち怒りや恨みの毒が最も大きいといわれています。

人を幸福にする祈りもあれば、人を不幸にする祈りもあります。ただ、人の不幸を願うと、相手ではなく、必ず祈った人自身が不幸になるといわれており、禁じられております。

「人を呪わば穴二つ」と諺にありますように、人の不幸を祈った人自身が頭や体をこわします。このことは、潜在意識や超能力の研究でもあきらかになっています。

幸せになろう、成功しよう、金持ちになろうと思ったら、自分と他人や怒り・恨みの対象をゆるし、自分と他人の幸福を願うことが、KEY(鍵)なのです。

今日さっそく、心の中で『・・・をゆるします。』と宣言し、幸福への道を歩みはじめて下さい。合掌

【坂村真民詩集】

《 いかなる罪も 》

いかなる罪も
責むるなと
くちなしの花
教うなり

すがしく薫る
白い花
疲れて帰り
そばに立つ

【仏語集】

血は血によって清められるものではなく、恨みは恨みによって報いられるものではない。ただ、恨みを忘れることによってのみ、なくすことができる。恨みは恨みなきによってのみ鎮まるものである。(パーリ、律蔵大品)

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