2011年10月05日第529号
父と母

母親についての内観では、して頂いたことは、幼少期に私が水疱瘡にかかった時に、家事や兄姉のお世話で大変な中、一生懸命看病をしていただきました。
小学2年の時、私が公園の階段で転倒し、頭を打って気を失った時に、病院へ連れて行っていただきました。
小学校5年生の夏休みに私は自動車事故で両腕にひびが入り、1ヶ月何もできない状態になりました。その時に母は私の手の代わりとなって頂き、食事、風呂、トイレのお世話をつきっきりでしていただきました。
高校入試、大学入試で合格した時は、非常に喜んでいただき、大学は他県でしたが、私の入学式のためにわざわざ足を運んでいただきました。
大学を卒業し社会人になってから、私はふたたび地元へ帰る事になりましたが、それからも食事や洗濯のお世話をしていただき、会社での愚痴も聞いていただきました。
その後転勤となり、再び東京へ行くことになったのですが、その時には引越しを手伝っていただき、東京まで一緒に来ていただきました。
再度一人暮らしを始めてからも、食料品や生活用品の仕送りをして頂いたり、父と一緒に出向いてもらった時に、手料理を持ってきていただき、励ましの言葉までかけてくれました。
仕事の関係で夜が遅く、朝が早かったり、夜中に仕事をしたり、付き合いで夜飲みに出ることがよくあった為、体調の面では心配をかけたと思っております。
退職後1ヶ月たらずで次の職場が決まり、一時は安心させたと思いますが、今の職場でうまくいっておらず、再び心配をかけております。たとえ辛くても頑張っていくことで、辛さを楽しさに変え、母を安心させたいと思います。
父にしていただいた事ですが、社会人になるまでの養育費を計算して、多くの費用がかかっていた事に驚き、申し訳なかったという気持ちになりました。
幼少の頃にはスポーツが苦手な私の為に、何か一つ特技を持たせようという思いから、水泳教室に通わせていただきました。小学校入学後はクラブチームに入り、本格的に取り組む事で、今では自信を持って言える特技となりました。
中学校入学時には、新たに始まる英語という教科に対しての不安をなくす為、英会話教室に通わせて頂きました。学校が終わってから通っていたため、どうしても夜遅くなっていたのですが、父は仕事で疲れている中、毎日迎えに来てくれていました。
この行為を無駄にしない為にも一生懸命取り組み、学年で常にトップの方にいる様になりました。中学のときの英語が当時の私の武器となり、父が望んでいた高校へ入学する事が出来ました。
高校に入学して私はアーチェリーを始めたのですが、その時に備品一式をそろえる為の費用を負担して頂きました。同じく高校一年の時に、高級な鉄板料理の店に連れて行っていただきました。
高校2年の時に修学旅行で中国の北京に行くことになりました。その費用と、寒いからという事で、コートを1着購入して頂きました。同じく高校2年時には松茸料理の店に連れて行って頂きました。
高校3年の時、大学受験を控えていた私に対し、常に励ましの言葉をいただき、受験前日に福岡へ行く時に、駅まで送っていただきました。大学に現役で合格した時には非常に喜んでいただきました。
大学入学後には毎月家賃とは別に仕送りをして頂き、時間を見つけて一人暮らししている私の家まで来ていただきました。社会人になった時には150万円ほどの車を購入していただきました。
今までの恩を返す為にも、私は辛い事があっても仕事を辞めずに続けていたのですが、会社の経営悪化により辞めざるを得なくなった時には心配をかけました。
退職後1ヶ月足らずで次の職場が決まったのですが、父は病気を患いながらも、厳しい民間企業で頑張っております。その父を安心させる為にも、私は父以上にこれから頑張っていきたいと思います。
坂村真民詩集
愛の量り
そのうち愛の深さを量る
機械ができるだろう
花への愛
鳥への愛
人への愛
恥ずかしいが
量ってもらいたい時がある
仏語集
仏は慈しみの父であり、悲(あわれ)みの母である。(法華経)
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