2011年05月19日第514号
啼かなくていいホトトギス

今回は本の紹介です。一読の価値ある書物です。
啼かなくていいホトトギス
(小林正観著 中経出版)
1.必要でないものなど一つもありません。すべてがあってくれて、存在してくれて、ありがたいものばかりです。
2.自分の体の細胞は、ただ淡々と自分の与えられた役割をこなしていく。これだけの認識で生きている。
3.今やらされていること、今やる羽目になっていることが本当の自分です。やる羽目になったことは嫌がらずにやる。これが宇宙の法則です。
4.嫌なものだと思わずに、楽しいものと思ってやり始める。
5.我を張るということが頑張るということです。頑張る事をやめてしまったら、人生はどれほど楽になるかわかりません。
6.歴史には、「れば」と「たら」はない。自分の歴史でも同じ。
7.比べたり競わせたりするのではなくて、順位をつけるのではなくて、その人それぞれの良さを引っ張り出してあげることこそが、吉田松陰流の人材育成でした。
8.もともと宇宙には、優れているとか劣っているとかという事実が存在していません。人間をそれぞれに持ち味のある、それぞれに得意なジャンルがあるように作りました。
9.三つ目の本能とは、喜ばれると嬉しいという本能です。自分の目の前に起きた現象をただひたすら喜ぶ。ただひたすら幸せに思う。ただひたすら感謝をすると良い。
10.女の賞賛という魔法によって男の能力は伸びていく。笑顔で楽しくリラックスしてやると、力がでる。
11.流し、洗面所、お風呂とトイレという水回りを大事にして、きれいにしておく家には、どうも金運、財運がずっとついて回るようです。
12.言葉が現象化するというのは、「その夢や希望が実現する」 という意味ではなくて、「その言葉をまた言いたくなるように現象化する」ということを言っています。例えば、「お金に困らないように」と言うと、「お金に困って」「お金に困らないように」ということが、また起きるということなのです。
13.「嬉しい、楽しい、幸せ、ありがとう」などの言葉をできるだけ多く言うと、そのような状態がまた再び起きる。
14.痛いから笑わない人がいる。笑えないのではない。笑うと、 痛みもとれやすい。
15.幸運とか不運は宇宙には存在しない。個人の心の中に存在する。自分がどれほどついてる、ラッキーであるかと受け止め、認識し続けるとよい。
16.良寛さんのような「和顔愛語」の生き方がよい。
17.自分の投げかけた言葉や態度や行動が、自分に倍返しで返ってくる。
18.問題点を指摘する人間ではなくて、楽しい話の側の収集家になろう。世の中には、問題点の数と同じ数だけ、楽しい法則があります。楽しい話、楽しい方程式が聞けるのだから、その集まってくる人も、明るく楽しい人たちになる。
19.うまくいきはじめた時に、どんどん食べ物が変わり、おいしいものに変わると、必ず衰運になる。どんなにお金持ちになろうと、今までと同じように普通の食べ物を食べていると、 必ず興隆運になるというのも、宇宙の法則のひとつ。
20.お釈迦様の言葉。「アーナンダよ。良き仲間を手に入れるということは、聖なる道の半ばなのではない。聖なる道のすべてを手に入れたということである。」
坂村真民詩集
水すまし
サラリサラリと
水すまし
およぐをみれば
これなるか
無心に
無碍に
あそぶなり
真実生きる
生き方を
小さき虫に
教えられ
夕日のなかに
ひとり立つ
仏語集
道を求める者にとっては、尊敬と名誉と供養を受けることが、 その目的ではない。わずかな努力や、多少の心の安定、また、わずかな見る力が目的なのではない。(大樹心喩経)
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