2011年01月01日第501号
シンプル主義
新年おめでとうございます。皆様のご多幸をお祈り申し上げますとともに、本年もよろしくお願い申し上げます。合掌

さて、今年最初に紹介するのは、ドミニック・ローホー著の『シンプルに生きる』(幻冬舎)です。『断捨離』と同じようにシンプルに、しかし豊かに生きる智慧を教えてくれます。特に女性にはお勧めです。是非ご一読下さい。
【シンプル主義の30ヵ条】
01.嫌なことは引き受けない。
02.物を処分したり他人にあげたりすることに罪悪感を抱かない。
03.余計な装飾品は捨てる。
04.自分の家が火事になったと想定し、まず何を買うべきかリストを作ってみる。
05.その場合買わなくてすむ物もリストアップする。
06.好きだけれど一度も使用したことのないものは、写真を撮って処分する。
07.自分の経験を自分の欲求に照らし合わせたうえで、迷いが出るものは捨てる。
08.一年間一度も使わなかったものは、すべて捨てる。
09.「大事なもの以外何も入らない」をおまじないにする。
10.欲求と必要の違いを区別できるようにする。
11.自分にとって必需品であると信じていたものがなくても、どれだけ「もちこたえられるか」を試してみる。
12.可能な限り物質的なものを排除する。
13.場所を移動させただけで「片付けた」と思わない。
14.シンプルにすることは「愛するものを排除するのではなく、幸せのために役にも立たず、貢献もしないものを排除するのだ」と自分に言い聞かせる。
15.取替えのきかないものはないという事を肝に銘ずる。
16.とっておくものの数を決める。(スプーン、シーツ、靴等々)
17.それぞれのものの置き場所を決める。
18.空き箱、袋、空き瓶などを溜め込まない。
19.家事作業を行う時の服は2揃い以上持たない。
20.大事な書類、領収書、カセットテープやDVDなど、行き場の無いものを整理する戸棚をひとつ用意する。
21.ひとつひとつのものを必要かどうかチェックする。
22.常に「どうしてこれをとっておくのか」と自問自答してみる。
23.泥棒が入っても、とっていく物がないくらいにしておく。
24.自分の所有物を試しにすべてリストアップしてみる。
25.たとえそれが思い出の品であっても、自分をいらつかせるものから自分自身を解放しなくてはならないと、自分に言い聞かせる。
26.手元にお金があるときのみ買う。
27.品質の良さを長年示してきた伝統的なものを信用する。
28.これ以上段取りできないところまで段取りする。ほかはすべてカットする。
29.新規に購入する物は、かさ、重さ、大きさにおいて小さい物にする。
30.関わっているさまざまな活動の数を減らす。
坂村真民詩集
み教え
とらわれるな
とらわれるな
とらわれないというのが
世尊のみ教えなのだ
今暁このことを
近頃の体の不調と
思い合わせて痛感する
いくら読経しても
いくら座禅しても
とらわれたら
世尊の弟子ではない
海のようにとらわれない
自分を作ってゆこう
そう念じて詩精進してゆこう
仏語集
災いが内からわくことを知らず、東や西の方角から来るように思うのは愚かである。内を修めないで外を守ろうとするのは誤りである。(六方礼経)
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