2012年10月11日幸福ニュース第565号
「選択肢が多いほど幸せ?」
ニューヨーク、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の書かれた『選択日記』(文芸春秋刊)の中から、ご紹介致します。人生は選択の連続ですが、その選択力を磨くのに役立つ実践的な本です。
「選択肢が多いほど幸せ?」
"品数が豊富なスーパーほど売り上げが多い?"
スーパーでの品数と売り上げの相関関係を調査した研究があります。当時、多くの商人は、チーズならチーズの品数が多いほど売り上げが多くなると信じていました。
けれども、調査結果は予想をくつがえすものでした。選択肢が多すぎると売り上げは下がったのです。試食品のチーズが24種類あった場合より、6種類の方が売り上げが増えたのでした。
選択肢が多すぎると3つの問題が起こります。まず、人は選べなくなってしまいます。次に、ひどい選択をするようになります。そして、選んだ結果に満足しなくなる傾向があるのです。
"見合い結婚と恋愛結婚、どちらが幸せ?"
また、インドで見合い結婚と恋愛結婚の夫婦を対象に行われた研究調査があります。その結果、一般的傾向として、見合い結婚は冷たく始まるけれども、期間が長くなるにつれ熱くなり、恋愛結婚は熱く始まるが次第に冷めていくという結果がでました。
"マジカルナンバー7±2"
人間の知覚判断には限界があります。ほとんどの人は、選択肢が多くて5つから9つ(7プラスマイナス2)までにしか対処できません。それ以上になると、知覚や判断の誤りをおかしやすいのです。
ですから、それも関係して、日本でヒットした商品名は8文字以内という原則があるそうです。
また、人に伝える時や発表する時には要点を3つに絞りなさいと、池上彰氏は著書の中で強調しています。
そういえば、元大本営参謀で商社伊藤忠の会長を務めた瀬島龍三氏もよく3項目にまとめて話されたり、指示を出されていました。
それから、皆さんも体験したことがあると思いますが、よく使われる手法の一つに、2択や3択のツリーを作って選ばせるという方法があります。
ということで、アップルで数々のヒット商品を開発したジョッブズ氏が唱えたように「Simple」が意外と大事で、人を幸せにしてくれるようです。
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【坂村真民詩集】
『自己三訓』
純一に、三昧に、真剣に
正しく、美しく、温かく
すべて世のため、人のため
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【仏 語 集】
人間の欲にははてしがない。人は欲を決して満足させることができない。人は欲のために争い、欲のために戦い、殺しあう。また、人は欲のために身を持ち崩し、盗み、詐欺し、姦淫する。欲のために身・口・意の罪を重ね、この世で苦しみを受けると共に、死んで後の世には暗黒の世界に入って、さまざまな苦しみを受ける。 (苦うん小経)
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