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2014年08月14日幸福ニュース第630号
「上司への悩み解消」

会社の上司に対して内観しました。今回の集中内観で気付いた事ですが、私が病気になった原因は2つありまして、一つは負債の問題と、あと一つは会社での上司からの重圧と、消化しきれない仕事の量が原因でした。
 
今回不安がとても大きかったのですが、内観を始めることにしました。早速、当時の事を思い出しますと、あの時の感情が蘇ってくるのが分かりました。
 
手は震えだし、「本当に大丈夫なのだろうか。また、あの時の状態に戻りはしないだろうか」と思わずにはいられなくなり、「止めよう」と思いましたが、「そう思う自分がダメなんだ。」と思いとどまりました。
 
そして、「取りあえず単純に3つの項目をあげよう」と決め、内観に戻りました。その様な内観を2回させて頂きましたが、そこで気が付きましたのは次のような事でした。
 
当時、私には理想の管理職像がありまして、「管理職たるものは、部下の状態を把握し、仕事の量などが偏っていれば、他の者に回すなどして仕事を滞らせないように遂行させるべき」と思っておりました。
 
私の理想像をAとすれば、もちろん理想像Bを出す管理職もおりますし、Cを出す者もいます。それはそのはず、十人十色ですから。しかし、私は、自分の理想像にとらわれすぎてしまっており、Bを出す者に対してAを望んでいたわけです。
 
そんな支持が出るわけありません。Bですから。そこで「助けてもらえる」と期待していた自分の弱さに気付かされたわけです。
 
もっと言えば、私は負けず嫌いなので、「言われた仕事は全部やってやる」といった高いプライドを持っているとばかり思っておりました。しかし、実はそのプライドが薄っぺらな大したことのないプライドだったということにも気付かされました。
 
言われた仕事は全部もらうが、自分は大変なんだというふりだけを見せつけて、消化しきれなくなったら助けを待っている、そして助けてもらったら、あたかも自分がやったかのように思っている。自分のプライドは結局は「助け待ち」の薄っぺらなプライドだったことに気が付いたのです。
 
こんなプライドなら、早々に捨てて「手持ちの仕事が多いので引き受けることはできません」ときっぱり断った方がよかったわけです。
 
結局、病気になった原因は、「理想にとらわれすぎた自分」と、助けを待っていた「あまい自分」、そして、「薄っぺらなプライドを高いプライドと勘違いしていた自分」が原因であったのだと気がつきました。
 
そんな自分に気づかされた時は、何か肩の荷がフッと下りたような軽い気持ちになり、とても楽になりました。今まで悩んで苦しんでいた自分が嘘のようです。本当に内観は不思議な力をもっていることを実感いたしました。
 
最後になりますが、長いようで短かった一週間、大山先生をはじめ蓮華院の皆様、大変お世話になりました。今後は内観を上手に活用させて頂き、幸せな人生を送れるよう努めて参ります。本当にありがとうございました。
 
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【坂村真民詩集】
 
「捨」
 
己れを捨て去った時
リンリンと鳴るものがあった
フクイクと
匂うものがあった
ピカピカと
光るものがあった
 
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【名 言 集】
 
人間は知性の煩悩と感情の煩悩に囚われて、悩み苦しむ。見方、受け止め方を変えると良い。
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