2015年04月22日幸福ニュース第645号
「中学生の内観」
今回の集中内観で気がついた事は大きく分けて三つほどです。
一つ目は、してもらったことが多いわりには、して返したことの種類が少ないということです。
種類が少ないという事は、してかえした回数も少ないんじゃないかと、自分なりに思いました。
そして、いっぱい、いろんな所に連れて行ってもらったからこそ、忘れていた場所や記憶などを、内観することによって思い出せました。そうすると、日々いろいろな事や人に感謝しないといけないなと、思いました。
毎日、ご飯や洗濯物やそうじ、お買い物など、家庭の身の回りの物は、ほぼ全てしてくれるお母さん。
平日は毎日朝早くから起きて仕事に行って、疲れた顔をして帰ってきたり、土日はいろんな所に連れて行ってくれたお父さん。
いつもそばにいて遊んだりした妹や、自分が生まれたことだけで近所の人に自慢してくれたおじいちゃん。
また、毎年お正月と誕生日とお盆に、洋服などを買ってくれたおばあちゃん。
ほかにも、いろいろなことに日々感謝しないといけない事に気がつきました。
二つ目は、迷惑や心配をかけた事についてです。
最初のうちは、出てきませんでした。でも、終盤になるにつれて、だんだん思い出せるようになりました。
お父さんがいっしょうけんめい働いてきて、もらってきた給料で行かせてもらった習い事は、時にはずる休みしたり、ちょっとした事で行かなかったりしました。
今思うと、お父さんに申し訳なかったし、その分のお金がもったいなかったと、反省しています。
次に迷惑をかけた事は、おばあちゃんが風邪ひいてる時に、お父さんがわざわざ電話して、家まで来てもらうように頼んだみたいで、家まで来てくれたのですが、何を言われるか恐かったので、家のドアをあけてあげなかったことです。
もしかしたら、はげましの言葉をくれたかもしれないのに、あけてあげれなかったので、非常に迷惑なことをしてしまったと反省しています。
三つ目にわかった事は、六日間家族や友達に話や連絡がとれなかった事です。
内観に来る前は、一人でも生活して暮らしていけると思っていたのですが、二日目ぐらいの夕方くらいで、ちょっぴりさみしくなりました。
話す相手や連絡が誰とも取れない人生は、考えるだけでも、相当苦しいものだという事が、わかりました。
蓮華院誕生寺で六日間過ごしましたが、エアコン、ココア、お茶、そうじ道具など、いろいろ置いてあって、快適に過ごせました。
ご飯は、自分のお母さんがつくらないようなものが、いっぱい出てきて、味もおいしかったです。
あと、最近寝るのがおそかったのですが、この六日間でおそめに眠ってたのが、治ったかなと思います。
教わったことや気付いたことを忘れずに、人生計画で再確認した自分の目標に向かってがんばります。
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【坂村真民詩集】
「これからこれから」
これからこれからと
春の鳥たちがやってきて
囀(さえ)ずるのだ
これからこれからと
春の花々が咲き出して
告げるのだ
これからこれからと
わたしもわたしに呼びかけて
励んでゆこう
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【名 言 集】
貪(むさぼ)りと、瞋(いか)りと、愚かさという三つの毒に満ちている自分自身の心を信じてはならない。自分の心をほしいままにしてはならない。心をおさえ欲のままに走らないように努めなければならない。(四十二章経)
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*野球日本代表監督小久保裕紀氏と内観
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*やっと暖かくなりました。これから、竹の子の季節です。(にこにこ和尚)
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