2015年08月03日幸福ニュース第655号
「父母夫への内観」
内観したところ、父母をどれだけ傷つけるような態度をとっていたか、いかに甘えて生活を送っていたかが、次々とわかり、涙が何度も出てきました。
特に父との事を調べさせて頂いていたとき、中学生頃から、あまり会話をしていない事しか思い出せずにいました。
今までは口数が多くない父であるから、会話していなかったとばかり思っていました。
しかし、今は孫ととても楽しそうに大きな声をあげている姿を思い浮かべると、そうではない事に気付かされました。
私が小さい頃からよく遊びに連れて行ってもらったし、それは形が変わっただけで、塾や部活の送迎を通してコミュニケーションをとってくれていました。
それに対し、私は友達からの一言で、父を避けていっていました。
何か父に用事がある時は、母を通して言ってもらい、食器を片付けるのも、わざと父の分だけ残していました。
そんな私にも、父は、試験勉強や受験勉強の時に、甘いおやつや肉まんを買ってきてくれていた事を思い出した時は、どうしてあんなひどい態度をとっていたんだろうと、申し訳なさと後悔とでいっぱいになりました。
同時に、こんな自分勝手な私を専門学校まで行かせて頂き、感謝の気持ちでボロボロ泣いてしまいました。
前にも述べたように、今は私の子供をとても可愛がってくれます。その楽しそうな父を見て、私も穏やかで優しい気持ちにさせて頂いています。
孫へ注がれる愛情に私にも与えられているという事に気付かされました。
帰って、父へは、今までありがとうございます。これからもよろしくお願いしますとお伝えしようと思います。
あと、夫の事を調べさせて頂いた時、一回目で、して頂いた事が多くある事は出てきたのですが、して返した事ばかりが多く出て、頭の中がごちゃごちゃになりました。
そこで、2回目も調べさせて頂きました。次は一年ごとに調べていくと、次から次へと、一回目では思い出せなかった事が出てきて、こんなにして頂いていたのかと、驚くほどでした。
共働きで、夫は仕事が朝から夜の11時頃に帰宅。家事・育児はほとんど私がしているというのは、思い込みでした。
土日で私が仕事、夫は休みの時は洗濯等をしてくれたし、夜に疲れて洗濯をそのままで寝ていたら、「寝てていいよ、しとくよ。」と声をかけてくれていました。
そんなありがたい言葉を頂いておきながら、夫が帰ってきたら、気持ちをこめずにお帰りと返事をし、何か頼まないとやってくれないという、自分勝手な気持ちでいたことを知り、すごく申し訳ない思いでした。
夫にして頂いたことが、本当に多くあった事に、改めて感じる事ができました。
今、子供二人に恵まれ、毎日が幸せに過ごすことが出来るのも、こんな私を家族として頂いている夫のお陰であると感じております。
家事育児をさせて頂いている喜びを忘れず、笑顔で毎日を送れるよう、夫とも関わりたいと感じました。
とても自分の為になった7日間でした。一枚汚い皮がめくれたような気分で、晴れ晴れとしておりますが、まだ汚いものがあるのではないかというのも事実です。
人との関わりの中で、「今の私、ひどい態度だったな。」と思った時に、家で静かに振り返り、調べる習慣ができたらいいなと感じます。
本当に7日間ありがとうございました。お世話になりました。
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