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2023年02月14日幸福ニュース第953号
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』

今回は悩みに対する古今東西の哲学者たちの回答を紹介させて頂きます。
引用は、下記の本からです。
 
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』(小林昌平、文嚮社)
 
〇「将来食べていけるか不安」(アリストテレスの答え)
将来なにが起きるかは誰にもわからない。将来の目的や計画をいったん忘れ、今この瞬間のやりたい事、やるべき事に熱中せよ。
 
〇「お金持ちになりたい」(ウエーバー)
お金という富への執着を捨て、ストイックに働いた人が、結果としてお金持ちになった。
 
〇「やりたい事はあるが、行動に移す勇気がない」(デカルト)
困難を分割せよ。本気で取り組める小さなゴールに刻んでいったら、夢は夢でなくなる。
 
〇「緊張してしまう」(仏陀)
原因によって生じたものごとは、すべていつか消えてなくなる。今、ここに集中する。瞑想することは、悩む人から「悩みを観察する人」になることである。瞑想で心を鍛えることも可能である。
 
〇「自分の顔が見にくい」(サルトル)
サルトルのエネルギーの根源は、彼の外見的コンプレックスだった。人間とは、彼が自ら創り上げるものにほかならない。
 
〇「自分を他人と比べて落ち込んでしまう」(チクセントミハイ)
集中して何かをやりとげている時は、同時に自分の存在を感じるほどの注意力は残っていない。フロー体験をしている間は、他人のそんざいはもちろん、自分のそんざいさえも忘れられている。最良の瞬間は、困難ではあるが、価値ある何かを達成しようとする過程で、心身を限界にまで働かせ切っている時に生じる。
 
〇「承認欲求。他人から認められたい。チヤホヤされたい」(ラカン)
人間は単なる他者ではなく、神に承認されて初めて満足する。
 
〇「常に漠然とした不安に襲われている」(ホッブス)
わが生涯における唯一の情熱は恐怖であった。病的なまでの心配性の人だけが生き残る。臆病であることが生き残るための条件である。
 
〇「人の目が気になる」(フーコー)
見られているという意識が囚人たちをして、自分で自分を縛り付けさせる。見えない他者を気にして、自分の行動を束縛する現代人。勇気を持って、抑圧ではなく、自己が自己をうまく統御して生きる努力をしていく。

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〇「友人から下に見られている」(アドラー)
課題を分離する。どこまでが自分の問題で、どこからが他者の問題なのかを冷静に見極め、線引きする。他人の問題が自分の問題であるかのように錯覚してしまうことが問題なのである。自分ができることは努力すべきだが、どうにもできないことは、どうにかしようとしない。
 
〇「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」(スピノザ)
嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する。誰かを恨んだり、嘲笑したり、嘆いたり、愚痴ったり、呪ったりするのは、その嫌いな相手が、私が考えるように、行動を変えられると考えてしまうからです。その上司も含めて、誰も自分で自分を変える事はできない。彼がそういう風になった事をただ理解してあげることで、あなた自身が心の平安を得られるのです。
 
〇「家族が憎い」(アーレント)
赦しは、赦す者と赦される者を自由にする。復讐の論理と赦しの論理。自分が過去にやってしまった行為から解放されることがなければ、私達の活動能力は、たったひとつの失敗にいつまでも縛られ、人と人の関係を回復できなくなってしまいます。「ゆるし」は延々と続く復讐の連鎖を止め、最初の活動とその傷から、ゆるす者とゆるされるものとを自由にする。
 
〇「不倫がやめられない」
(カントの答え)
人間も因果の世界に属しており、いっときの感情や欲望といった「傾向性」に流されがちな生き物である。一方、人間は、その因果を引いて見ることで、因果のサイクルの外に立てるような超越した世界に属してもいる、理性的な存在でもある。本当の道徳法則とは、「すべての人がそれをやったら、世の中がめちゃくちゃにならないかどうか」という判断基準に照らして行動せよ、ということです。欲情に突き動かされるのも人間の性(さが)ですが、同時にそれを理性によって抑えることで、すがすがしさを感じることができるのも人間なのである。
 
(親鸞の答え)
煩悩を断ぜずして、涅槃を得るなり。地獄にしか自分の住処(すみか)はないと己の業の深さに悩み、己の罪深さを見詰めぬき、自分の無力を悟って、空と縁起の世界に煩悩深い身のままゆだねることで、涅槃すなわち心の安らぎを得る事は出来る。
 
〇「大切な人を失った」(フロイト)
「喪の作業」は長い時間をかけて一歩ずつ実現していく。少なくとも3年くらいかかるのが普通。
 
〇「やりたいことがない。毎日が楽しくない。」(道元)
なんでもない日常にこそ、人生の悟りを得る機会がひそんでいる。些事、ざつじ、凡事こそ、悟りに至る修行。何かに役立てるという考え方をやめる。今ここ、この私に徹する。生活すべてが禅である。
 
〇「重い病気にかかっている」(ウィトゲンシュタイン)
世界の中の事実を変える事は出来ないが、世界を幸福に生きようと意志することはできる。
 
 
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【坂村真民詩集】

 「花は嘆かず」
わたしは
今を生きる姿を
花に見る
花の命は短くて
など嘆かず
今を生きる
花の姿を
賛美する
ああ
咲くもよし
散るもよし
花は嘆かず
今を生きる
  
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【仏 語 集】
「まず最初に、人はこの世の生と死の根本的な性質を心に留めなければならない。」
(パーリ、大樹芯喩経)
 
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 *TEDx動画『3つの質問で幸せになる」
“The Way to Happiness by Three Questions”(日本語音声)
(English, Dutch, Russian, Japanese transcripts)  

https://www.youtube.com/watch?v=4PN9A5daBM0

*幸福ニュースバックナンバー
https://www.rengein.jp/koufuku/old.php
 

*お悩みがある方はnaikan@rengein.jpへメールされて下さい。
お電話は0968-72-3300へおかけください。
 
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