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2025年08月04日幸福ニュース第1053号
【 友の死 】

【 友の死 】 

幸福ニュースをいつも楽しみに読んでいますが、はじめて返信させてもらいます。

先日、大切な友人が白血病のため亡くなりました。 3年前にドナーが見つかり、移植も無事終わり、“もうこれで助かるんだ”と思っていたのに、その後は次々といろいろな症状があらわれ、でも、それを克服して・・・ なのに、最後にでた膠原病が、とうとう彼をこの世から連れ去ってしまいました。

彼と私達11人は、高校時代からの仲間でした。最後に、みんなで彼によせて書いた色紙のそこここに“また会う日まで”というフレーズが書かれていました。 私はその時以前に読んだ「生きがいの創造」の本のことを、思っていました。やっぱり、人は心の深い所の記憶の中で、ソウルメイトであることを知っているんだと、お通夜から初七日の法要までの間、ずっと感じていました。

翌日、私は彼がとても行きたがっていたのに、行ってあげられなかった“大正村”というところへ行きました。彼が亡くなってからずっと続いていた雨が降りしきる中、仲間の一人であり、大切に思っている人と2人、昔の農家だった家の縁側に腰を降ろしました。

彼にも元気をだしてもらいたくて “生きがい”の本の話しをしました。目に涙をうかべて、耳を傾けてくれていました。 ふと気づくと、目の前に{念ずれば花ひらく 真民}の句碑がありました。

念ずれば 花ひらく 苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえるようになった そうしてそのたび わたしの花がふしぎと ひとつひとつ ひらいていった

翌日、幸福ニュース第44号をうけとりました。 その日にニュースがきたことを ありがたいと思い、ひらくと、そこには“生きがい”の本の紹介がありました。 そして、《光と風の輪廻する海》 《生きる》という詩をいただきました。

《光と風の輪廻する海》
光と風のなかを 生まれたばかりの 蝶が飛んでゆく
わたしも 光と風のなかを 生きてきた
これからも 生きてゆくだろう
流転し 輪廻する 限りない 生死の海を

《生きる》
生きることの むつかしさ
生きることの ありがたさ
生きることの うつくしさ
まかせきって 生きることの よろこびに 燃えよう

私は、本当にありがたくこのメールをいただき、なくなった彼からのメッセージを受け取ったようにかんじ、どうしてもお伝えしたいと思ったのです。そして、勝手ではありますが、この幸福メールとのご縁も強く感じました。

ここで、彼のことを少しだけ紹介させて下さい。 どういう事かと言うと、彼は骨髄移植を受けてから亡くなる2週間前まで、1度も弱音らしい弱音をはいたことがなかった、ということです。

あれから、七日毎のお参りに、夜、行かさせてもらってきました。 そして、お母さんから小さかった頃のこと、ご家族のこと、病気のこと・・・、 いろいろ聞いて、いつも話しはつきませんでした。

そしてわかったのは、骨髄移植がとても大変な治療であり、私達が想像していた もの以上だったことと、彼は私達友人に弱音をはかなかっただけでなく、ご家族 にもそうだった、ということでした。

みんなそれぞれ、彼が入院していた病院へ行っては、自分達のことを話して、聞いてもらっていたこともわかりました。私もそうでした。仕事帰りに寄っては、楽しい話だけでなく、困ったこと、イヤだったこと、今思ってること・・・を話してました。

彼の病気のことは、元気になったら“あの時はこうだったんだ”と話してもらおう と思っていたのに、1度も聞いてあげられなかったし、彼も話しませんでした。 彼から聞いた話は、“春から専門学校へいく”とか、“旅行の計画をたてよう” とか、先の話が多かったなぁ、とふり返って思います。

そんな彼だったので、今となっては、「病気にかかって人生観が変わった」と言っていた一言からしか、彼の気持ちや考えを推し量ることはできません。どんな気持ちでいたのか、何を思っていたのか、聞くことができたら・・・と思います。

移植後、重度の肺炎にかかり生死をさまよったことも、ひどい帯状泡疹がでたこともありました。 1度は脊髄に膿がたまったことから、歩けなくなり、お医者様からも“90%車イス の生活”だと宣告されたにもかかわらず、リハビリを続け、ある日私が病院にいくと、いきなり立ち上がって驚かせてくれたこともありました。なんて前向きな、強い人なんだろう、と思ったものでした。

そんなにまでして歩けるようになった足だったのに、膠原病にかかってから、また 歩けなくなりかけ・・・ 亡くなった彼の顔には、前の日、自分で何かをとりに行 こうとして、ころんでできた大きな青痣があったんです。

大切にしていた目も(彼は目の専門学校をでていたので)、だんだん見えなくなっ てきていました。彼の無念さを思わずにはいられません。

お坊さんがお話の中で「32年という短い生涯でしたが、みなさんにもいいものを 与え、また、みなさんからもいいものを頂き、しっかり生きられた方だったと思います。」とおっしゃいました。

長くなってしまいました。すみません。 私の主観もかなりはいってしまったんじゃないかと思いますが、亡くなった彼が白 血病という病気を恐れることなく、いつもこれからの計画を語り、愚痴らしい愚痴を言わなかったということをお伝えできていたら、と思います。そのことだけ、少し紹介してください。どうかよろしくお願いします。

今日は彼の四十九日にあたる日なんです。 そういう日に、こうして、彼の話を聞いて頂けたことは、彼にとっても私にとって も本当に嬉しいことでした。 命日は9月24日、T.A.くんといいます。 今日、とうとう、仏様になる階段をのぼり終えているんですよね? 仏教ではそういうふうに考えると聞いています。 大きな課題を乗り越えた彼は、次は1つ上の段階の人生を生きるはずです。

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