1999年8月10日第73号
幸福ニュース

【 願いをかなえる法 by マーフィー  】

≪信じ、許し、いいことを想い、イメージし、行動する。≫

1.信じる(潜在意識の法則、または、信仰する神仏を信じる)

2.イメージする(感情とリアリティーを伴う実現イメージ)

3.となえる(完了形または現在進行形で)

4.繰り返す(毎日、潜在意識にインプットする)

5.行動する(潜在意識と対話しつつ)

6.確信して待つ(あきらめない)

7.他人に対しても(全てに対して)いいことを思う

(潜在意識には、主語がない)(人を呪わば穴二つ)(他人と自分を許す)

{感謝と愛・慈悲}

(いいことを思えば、いい事が起こる!)

(くつろいで気楽に念じましょう。)

1.よいことを思えばよいことが起こる。悪いことを考えれば悪いことが起こる。潜在意識は豊かな土壌で、意識する心は種子のようなものである。建設的調和的なよい種子からはよい実が、否定的破壊的な悪い種子からは悪い実がとれる。

2.潜在意識は、受け入れたものをすべて無差別に実現してしまう性質がある。潜在意識には主語・人称がない。あなたの本音をいいことも悪いこともすべて受け入れる。

3.潜在意識は、万能である。時間と空間をこえて全知全能である。しかし、これは自分勝手には動かない。動かすのはあなたの顕在意識である。潜在意識は受動的であなたの思うことを全て受け入れて実現する。

4.潜在意識は豊かな土壌で、意識する心は種子のようなものである。建設的調和的なよい種子からはよい実が、否定的破壊的な悪い種子からは悪い実がとれる。

5.暗示の力は恐るべきだ。だから悪い暗示は即座に拒絶し、明るい、建設的な暗示を受け入れるようにしなければならない。瞋(いか)り・恨み・恐れ・心配が一番まずい。失敗が心配なら成功に注意を向けなさい。建設的なことに置き換えて想いなさい。

6.困難な問題に出合った時、{もう駄目だ}ということは、潜在意識の協力を拒否することを意味する。あきらめないことが肝心である。

7.潜在意識に種子を播く一番よい時は、意識する心が休止状態にあるとき、そして筋肉がゆるんだ状態の時である。朝起きたときと夜眠る前が一番よい。くつろいで、リラックスし、気楽にイメージしましょう。

8.潜在意識を活用するには、信じることと、くつろぐ技術が重要である。一つ一つの筋肉にくつろぐよう命ずるとたやすくできる。何を信じても、信じることさえできれば、潜在意識は働き、奇跡が起こる。

9.潜在意識に願望を引き渡すには繰り返しが必要である。願望を簡単な文句にまとめ、それを子守唄のように繰り返しなさい。

10.潜在意識にあなたの願望を送り込むには、それを視覚化すること、つまり絵にすることが最も有効である。達成した時の感情まで伴えばなおよい。

11.自分の願望するものはそれをいきいきと目に浮かべるるのみならず、機会があったらタッチするようにしなさい。

12.祈りをしているうちに感謝の気待が生ずるようであれば、その祈りはかなえられる。 感謝する心は、常に宇宙の無限の富に近いことを覚えておいてください。

13.放っておいても体の面倒を見てくれる知性(潜在意識)があるのに、困ったことにはしょっちゅうそれを邪魔する顕在意識がある。心配、失敗、恐れというマイナスの意識を潜在意識に送り込もうとする。否定的な考えは拒絶し、すぐ肯定的建設的な考えにおきかえなさい。

14.十一ヶ月に一度体の細胞はすっかり作りかえられる。あなたの考えを変えることによって体も一年以内に変わりうる。

15.祈る時にりきんではいけない。りきむことは心が割れている印なのだから。心を静め、リラックスして気楽にイメージしましょう。

16.願い事は、現在進行形、または、完了形で言うのがよい。

17.繁栄、富、成功、調和などの富裕感を潜在意識の中に預金しなさい。そうすると潜在意識はあなたに複利をつけて返してくれる。富裕感を潜在意識に植えつけるには、富や成功を示す単語を繰り返すだけでもよい。毎日、繰り返しとなえなさい。

18.嫉妬は、あなたの富裕にいたる道をはばむ最大の敵だ。他人の富を祝福することが、とりもなおさず自分にも富を招き寄せることになる。{彼とその富・成功に祝福を。そして、私にも同じように富・成功・繁栄を}

19.けっしてお金の悪口をいってはいけない。お金の悪口をいえばお金はあなたから逃げてゆく。お金を呪う人は、火を呪うのと同じく、本来よい物も使い方によっては悪となりうるということを知らない考え方の人だ。同様に人の悪口も言ってはいけない。

20.結果を心の中に見ることができれば、その結果を実現することを潜在意識が引き受けたことになる。

21.競争が激しいと他人の失敗を願う心が生じます。他人の失敗を願う心は、潜在意識に自分の失敗を願っているのと同じなのです。(人を呪わば穴二つ。)他人の成功も願いなさい。{人もよかれ、われもよかれ。われは人より、もうちょっとよかれ。}

22.あなたの心の根は万人の心の根に通じているのだ。だからあなたが他の人の健康をイメージすればその人の健康に影響を与えることができる。また、潜在意識は大いなる力(SomethingGreat、神仏)と通じています。

23.意識する心が考え抜いて、どうにもならなくなってからも、潜在意識は働きつづけて、下からもり上がる植物の芽のように、ある日突然答えを与える。しばらく時間がたってから、解答は突然ぴょんと閃く。あきらめてはいけない。

24.眠ることは潜在意識の内なる知恵と静かに交流することである。どちらとも決めかねることがあったら、眠っている間に潜在意識に指示してもらいなさい。眠る前に、くつろいだ調子で、問題解決と回答を潜在意識に語り掛けなさい。

25.(結婚したい人へ)女性は男性の中にあるあなたの尊敬する性質や特長について黙想しなさい。そうすればふさわしい相手が現われます。男性も自分の理想的な妻にめぐり合うには、まず心の中で女性の持つ性質のうち自分が特に尊重する諸性質について黙想しなさい。結婚し、まわりから祝福されているところを毎日イメージしなさい。

26.アル中の真の原因は否定的な破壊的な考え方である。つまりその人の思考習慣がアル中の真の原因なのだ。

27.人間とは、その人が一日中考えていることであり、人の一生とは、その人が人生をいかに考えたか、ということである。あなたには幸福と不幸を選択する自由がある。幸福をあなたの習慣にすることもできるのだ。潜在意識は録音機のようなものであって、あなたが習慣的に考えていることを再現する。現在のあなたはこれまでのいろいろな習慣の束みたいなものである。思考習慣は潜在意識の型なのであるから、まずこの型、心の癖を変えなさい。常に建設的調和的なプラスの事を考える癖をつけなさい。

28.あなたの心は創造力ある媒体である。だから、あなたが他人について考えたり感じたりすることは、あなた自身の体験となって跳ね返ってくるのです。他人と自分を心から許し、他人の成功・繁栄を祝福し、願いなさい。会う人すべてに{この人にいいことがなだれのごとく起きますように。}と念じなさい。ポイントは、他人にたいする思いも建設的で、きれいな良い思いをもつことです。それは、とりもなおさず、自分に対して同じように願っているのと同じなのです。何故なら、潜在意識には、主語がありませんから。

29.潜在意識がチャンスをくれたり、回答を夢や閃きや他の人を通して示してくれたら、行動しなさい。

30.あなたを作ったものはあなたである。あなたを変えうるのもあなたなのです。

({マーフィー100の成功法則}(大島淳一著・産能大学出版部)をもとにしてお送りしました。)

あなたの心の中に宇宙の大いなる力とつながる無限の宝が眠っています。宗教でいう{心をきれいに}するとは、瞋(いか)り・恨み・嫉妬・不平・不満・愚痴・悪口・批判・恐れ・心配をやめ、他人と自分を赦(ゆる)すことによって、心の中のわだかまりを取り除き、真善美や幸福・健康・繁栄・調和・成功・富等のプラスの想いであなたの心を満たすことなのです。

この法則を信じて、他人にたいする思いも建設的調和的にし、繰り返し、あきらめないで実行してみてください。きっとビックリすることがおきると思います。あくまでも、くつろいで気楽にやってみてください。信仰をお持ちの方はさらによい結果がでるでしょう。いいお便りをお待ちしています。合掌

【坂村真民詩集】

《 花 》

何が
一番いいか
花が一番いい
花のどこがいいか
信じて
咲くのがいい

《 念ずれば花ひらく 》

念ずれば
花ひらく

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

{ただ、花の開落を見て、人の是非を言わず}(菊池寛)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【仏語集】

人が心に思うところを動作に表わすとき、常にそこには反作用が起こる。人はののしられると、言い返したり、仕返ししたくなるものである。人はこの反作用に用心しなくてはならない。それは風に向かって唾するようなものである。

それは他人を傷つけず、かえって自分を傷つける。それは風に向かってちりを掃くようなものである。それはちりを除くことにならず、自分を汚すことになる。仕返しの心には常に災いがつきまとうものである。

せまい心を捨てて、広く他に施すことは、まことによいことである。それとともに、志を守り、道を敬うことは、さらによいことである。

人は利己的な心を捨てて、他人を助ける努力をすべきである。他人が施すのを見れば、その人はさらに別の人を幸せにし、幸福はそこから生まれる。

一つのたいまつから何千人の人が火を取っても、そのたいまつはもとのとおりであるように、幸福はいくら分け与えても、滅るということがない。

(四十二章経)(The Teaching of Buddha)

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第71号 あなたの価値はいくら?

第69号 本当の幸せとは?

第67号 心の成長の軌跡

第65号 功徳行

第63号 豊かなるカンボジア

第72号 遊び上手は生き上手

第70号 内観感想文

第68号 一流になる人二流でおわる人

第66号 上司と部下

第64号 母の日

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