2005年8月27日第321号
幸福ニュース

【 れんげ農苑便り(6)】

「土着菌堆肥の作り方」

 今日は土着菌堆肥の作り方について説明いたします。家庭菜園などをやっておられる方は是非試してみてください。

 堆肥を作るためには2段階の作業が必要です。まずは堆肥を作る前に森で土着菌を採取し培養します。

土着菌の採取

1)必要な材料 a.米糠 15kg b.糖蜜 1リットル c.水 バケツ1〜2杯 d.森の表土

2)培養の仕方

 落ち葉の沢山ある森の中で、1平方m程度の落ち葉を払い除け、5cmの厚さで表土をかき集める。次に集めた表土を山にして米糠と良く混ぜる。土と米糠を混ぜたものを山にして、その頂上部分に火山のようなくぼみを作る。

 さらに、そのくぼみに糖蜜と混ぜ合わせた水を入れてセメントを練る要領で、水分を均等にする。良く混ざったら上からビニールなどの雨を防ぐ物を被せ3日間経つと出来上がり。

 上手く出来たかどうかを調べるには以下の3つを目安としてください。

a.白いカビが大量に発生
b.甘酸っぱい麹の臭い
c.60度程度に温度が上がる。

 成否の鍵は場所選びと水分量です。水が多すぎても少なすぎてもダメです。

堆肥作り

1)必要な材料 a.家畜の糞軽トラ3〜4台 b.籾殻30袋 c.わら、草、落ち葉など

2)作り方

 軽い材料から籾殻を直径3m程度の円に15cmほど敷き、十分水を掛ける。その後落ち葉か草、わら等先程の籾殻の上に重ねて再度水を掛ける。またその上に家畜の糞を重ねる。その上に準備した土着菌をふりかけのように撒き散らす。

 これらの一連の作業を5〜6回繰り返して山のように積み上げる。この作業を行う時にも十分な水が必要である。

 また、出来た後に3週間から一ヶ月の間に切り返しを行う。その時も水分が蒸発して温度が上がっているので、水を掛けながら切り返す。その作業をまた3週間から一ヶ月後に繰り返し、更に一ヶ月ほど待ったら出来上がり。

 出来た堆肥は概ね元肥用として使用するので、自分が何か植える予定があれば3ヶ月以上前から準備する必要がある。

【坂村真民詩集】

《 精一杯 》

すべてのものが

精一杯

生きているのだ

蟻も蜜蜂も

精一杯

働いているのだ

それが

生命を与えられたものの

真の姿だ

【仏語集】

五力とは、次の五つである。信ずること。努めること。思慮深い心を保つこと。心を統一すること。明らかな智慧を持つこと。この五つが平安を得るための力である。(パーリ、増支部)

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